家族とともに病院へ

■2018/12/26

O医師の説明は11時からを予定、

その前に耳鼻咽喉科の診察と採血を受けるように指示されていた。

8時40分過ぎに自動受付の後、耳鼻咽喉科に予約票を出してから採血へ。

耳鼻咽喉科が終わり次第、

11時の予定にかかわらずいつでもOCCに来ていいと言われていたのだが、

耳鼻咽喉科でいつまで経っても一向に名前が呼ばれない。

3時間経った12時過ぎ、しびれを切らして受付に聞くと、

今日は大変混んでいてあと8人目だと言われる。

結局呼ばれて待合室に入り、診察が始まったのは12時半前。

待たせすぎだ。

 

鼻から内視鏡を入れて喉周辺を観察・写真撮影。

喉周辺の粘膜はきれいで、耳鼻咽喉科の範囲には病変はないとの事。

今の癌が喉の内側に出てきていたり、

大元に咽頭癌があったりとかはしていないということだそうだ。

まあ、安心さらに上積み。

 

12時半を過ぎてやっと3人でOCCに行く。

過去のCTやPET-CTの画像を示しながら、

O医師が私にしたのと同じ説明をあらためて家族にする。

なぜ手術ができないのかという妻の質問に、

・前回手術して組織が固くなってしまっている部位のすぐ近くである

・喉なので外科手術後に発声や飲み込みに機能障害が出るおそれがある

・癌細胞が散ってしまうおそれがあるので針を刺しての組織検査も控えている

・今回のような場合現在では放射線と抗癌剤での治療が世界標準である

というような説明だった。

 

抗癌剤シスプラチンの副作用の心配については、

いろいろそのときの状況で対処していくとしながら、

要するに病気が治るということと副作用がつらいということの

どちらをとるかということだと言われた。

癌をやっつけるメリットと副作用というデメリットのどっちが大きいか。

デメリットの方が大きいなら止めたり薬を変えたりすると。

はい、仰る通りです。

おとなしく治療受けます。

癌を治す事より副作用を気にする患者なんて珍しいと思われたかも知れない。

 

予定より大幅に遅れて説明が終わり、病院内のレストランで昼食。

間もなく放射線照射の予約時間となる。

妻と母を連れて地下へ。

照射はすぐに終わったが、ここでまた放射線科医の診察があるという。

これも聞いていない予定だが、

放射線治療は月〜金の5日間毎日照射して土日休みを原則として、

その間週1回定期診察があって今日がその日だとの事。

たまたま家族がいるので一緒にさせてもらう。

放射線科のA医師の

「放射線当てて抗癌剤が始まれば小さくなっていくから」

の言葉で私以上に母親が安心していた。

小さくなるのはもちろん、なくなってもらわないと困るのだ。

 

あれやこれやで病院を出たのは午後3時半過ぎになった。

ここで帰宅する母親と別れ、妻と二人で反対方向へ歩き出す。

向かう先は市役所と税務署だ。

年明けから少なくとも丸2ヶ月間、私は仕事ができず無収入となる。

そのため毎月末の納税の猶予を願い出るためだ。

病院でもらった書面を提示して、とりあえずの期間の猶予をもらった。

納税猶予をもらっても、治療費がかかるから生活費が厳しい。

妻の収入と母親の年金でどうやりくりするか。

家族に物心両面で心配と苦労をかけることになってしまった。

情けなく、申し訳ない。

 

年明け1/5の入院前に残る通院での放射線照射は27•28•30•1/3の4回。

入院当日にも照射がある。

とにかく、治したい。

ついこの前までの当たり前の元気な生活に、早く戻りたい。

なってしまった病気は仕方ない。

治すのみ。