退院1カ月後

■2018/3/13

早いもので退院から一月過ぎた。

手術からは2カ月弱である。

 

いわゆる疼痛という術後の傷の痛みはほとんどなくなっているが、

左頬と舌の腫れはまだまだ残っている。

もっともほんの少しずつながら引いてきてはいて、

頬は一見では腫れているとわからないレベルにまでなっている。

だが、傷跡一帯と舌左側の痺れはまだ続いている。

 

舌の手術跡は固くなろうとするので、意識して舌を動かす運動をしたり、

たくさん喋ったりのリハビリをするようにと、退院時に医者に言われていた。

なので、気がつけば「あかんべー」したり舌を上下左右に動かしたりしている。

手術直後に比べればだいぶ口も開くようになったし、舌も出るようになった。

しかしながら確かに舌の手術跡あたりは固い感じがして、

あかんべーをするとまっすぐのつもりでも舌が左の方へ片寄って出る。

舌の真ん中に筋があるが、それが大きく左へ寄っていることもわかった。

手術前(左)と現在(右)

 

会話は普通にできるが、やはり滑舌はいいとは言い難い。

話をしていて、聞き返されることが何度かある。

舌の状態がよくなるまでは、このこもったような何とも言えない滑舌は直らないだろう。

 

食事は相変わらずお粥に刻んだおかず中心のままである。

頑張って少し大きめのものを意識して噛むようにしているが、

口の左側はほとんど使えずに、舌を噛むこともしばしばだ。

白飯が食べられないのがつらくなってきた。

普通にもぐもぐ噛めないから、寿司、麺類もきつい。

家族からは夏まで我慢だと言われる。

仕方ないから我慢するが、本当に治るのか、不安になってきた。

 

左肩の凝りはだいぶよくなった。

ばんざいすれば右腕とほぼ同じ高さまで左腕も上がる。

ただあまり重いものを持つと左肩のあたりがまだ痛むし、

衣服の脱ぎ着等ちょっとした日常の動きの中で痛みを感じることもままある。

こちらもまだしばらく辛抱が必要だ。

 

頸から顎にかけての傷跡にはテープを貼っている。

退院時に処方されたドレニゾンテープというやつで、

切開跡のミミズ腫れを改善させるためのもの。

傷跡の盛り上がりにドレニゾンテープを貼る

 

飲み薬も同時に処方されていたが、もう飲みきった。

先月27日の外来診察の時に、

どちらの薬も処方された分がなくなったらそこで終わりでいいと言われており、

テープは残り数日分といったところだろう。

カミさんに言わせると頸のあたりはかなり目立たなくなっているとのことで、

顎の下がまだ気になる程度に改善しているようだ。

まあ、すっかりきれいになることはないだろうし、気にしても仕方ない。

 

実は、このテープを貼って退院した直後から顎の下が痛み出し、

テープを剥がしてティッシュをあてたところ、どうも化膿している様子がわかった。

体質的にできものができやすい私が常備薬にしているクロマイ軟膏を塗り、

退院わずか2日後の2/15に病院に行き主治医に診てもらった。

退院直後の予約なしの来院で主治医は最初何事かと驚いていたが、

傷を縫った消える糸が炎症を引き起こしているらしいとの事で、

膿を絞り出して消毒してバンソコ貼って処置終わり。

万一ひどくなるようなら切開すると言われたがその後悪化はなかった。

ちなみに薬の説明書きに副作用で「おできができる」との記載があるのを後で知る。

 

27日の外来では、造影剤を使ったCT検査をした。

これは毎月1回向こう1年間続けて術後の経過観察をするものだ。

今回特に指摘されたことはなかったが、

これから先転移や再発がないとは言い切れないので、油断は禁物である。

次の外来CT検査と診察は3/27の予定。

手術・入院というメインイベントが終わっても、癌との闘いはまだ続く。