手術前夜

■2018/1/21

手術を明日に控え、入院した。

予定では19日(金)に入院だったのだが、土日に病院で何もすることがないので、

19日の10:30に入院手続きをした後すぐ外泊許可をもらって週末は家で普通に過ごし、

前日夕方に戻ってくる形をとった。

19日はその日の昼食が普通に病室に配膳されたので、いただいた。

 

今は21日20時過ぎ。付き添いのカミさんと母親はさっき帰った。

2人が帰る前、手術前最後の常食となる夕食を一緒に摂った。

18時に配膳された夕食を病棟のラウンジにトレイごと持ち込み、

カミさんと母親はコンビニ弁当を買い込んできて、

3人で次はいつになるのだろうかという「普通の」食事をした。

舌を切る手術をするので、当然暫くの間普通の食事はできなくなるのだ。

 

一つ面白かったのは、病室での説明の時、

看護師が80歳の母と53歳のカミさんをそれぞれ「奥様とお嬢様」と呼んだこと。

こんな場面でヨイショする理由もなく、純粋にそう思ったのだろう。

母とカミさんが若く見えたのか、それとも私が老けて見えたのか。

皆で顔を見合わせて苦笑。看護師は平謝りだったが。

 

明日12時から手術の予定。

病変部とその周囲である舌の左側1/4から1/3程度(で済んで欲しい!)を切除し、

同時にPET-CTで怪しい光を放つ左頚部リンパ節の上半分も取るとの事。

切除する部分がそう大きくはないので、切除後にお腹などから肉を取ってきて

舌のなくなった部分を再建する必要はないだろうと言われているので、

少しは安心しているが、何せ舌を切られるというのはやはり恐怖である。

そのせいか、血圧が145/105と今までになく高くなり驚く。

メンタル弱し。

 

・手術は終了まで約5時間で、その後はICU(集中治療室)に一泊

・術後一週間から10日程度は鼻から流動食で発声禁止筆談

という予定だが、実際どうなるか、明日から始まってしまう日々を受け止めるしかない。

 

大学病院らしく、手術の際新しい研究に関してボランティア参加を依頼された。

・「口腔粘膜病変におけるヒトパピローマ ウイルス(HPV)の関与について」
→ 手術前に舌癌病変部表層の細胞をブラシでこすり取って資料とする

・「光学的手段を用いた口腔粘膜観察装置の診療応用及び診断法の開発」
→ イルミスキャンという光学機器で青色LED光を患部に照射し反射のデータ収集

実施は全身麻酔後で本来の手術に何の影響もないとのことなので、

日本の医学の発展のためにという建前で同意書にサインする。

 

21時消灯。スマホのワンセグでTBSのドラマ「99.9」を見て、寝る。

あれこれ考えず意外とあっさり眠ることができた。