術後17日目

■2018/2/8

毎朝6時過ぎに病室の電気が点けられて起床となり、看護師が検温に来る。

ほぼ真っ暗な病室に明かりが点いて、カーテンが開けられる。

まぶたの向こうが明るくなってすかさず「へねめさーん、おはようございまーす」と声をかけられ、

穏やかに目を覚ます・・・

というのが今までのお決まりだったのだが、この日だけは違った。

寝ている私の膝を無言でいきなり強くゆする奴がいて、何事かと目を開けると、

「検温です」と野太い声。

男の看護師はガサツで気に入らん。

 

今日は、午後2時から担当医のレクチャーがあった。

手術時に切除した舌とリンパ節の生検結果報告と、退院日の相談だ。

カミさんは仕事なので、母親が一緒に聞きに来る。

説明の内容は、大まかに

・切除した舌の組織を顕微鏡検査し、がん細胞は取りきったことを確認した

・怪しげなリンパ節は検査したら転移していたが、がん細胞は膜の外に出ていなかった

・舌のがん細胞は一般的な口腔がんと型が違った

・今後5年間の経過観察が必要

といったものだった。

 

退院は、もういつでもできる状態だということで、

希望なら明日でも可能だと言われたが、

舌と頰の腫れが少しでも引いた方が不安が減ると思って、

連休明けの13日火曜日を希望して了解を得た。

何れにしても腫れは引かないままの退院となる。

家に帰ることはできるが、食事は病院食、まともに喋れず、

体力も落ちているという状態なので、結構な期間リハビリ生活になるのだろう。

何とかするしかない。

 

病理結果について

・病理組織診断の結果、取りきれているとの診断です。
・事前の説明で予想されていなかった点:頸部のリンパ節への転移が見つかりました。
・切除した17個のリンパ節のうち、1つに癌細胞の転移が認められました。膜を破るといった悪性所見はありませんでした。
・手術としては過不足なく取りきれていますので、後治療の必要はありません。
・組織型としては口腔領域の癌ではなく腺偏平上皮癌(肺や甲状腺がん)といったものでした。
・顕微鏡でも見えない微小な癌細胞が残存している可能性があるため、厳重な経過観察が必要です。
・最初の1年は月に1〜2回通院して頂き、術後5年間は定期的に経過を追います。
・退院の時期:状態としては問題ありません。連休明け2月13日(火)を予定します。

(本人及び家族への説明及び同意書)